
技術情報
水槽廻りの施工・冷却塔廻りの施工について
水槽廻りの施工
地震時における水槽廻りの不具合発生(水槽の亀裂・破損や接続配管の引き抜けなど)の対策として、フレキシブルジョイントをご使用ください※
下記に当社製品の施工例を列挙しますのでご参照ください。
●フレキシブルジョイントを縦に使う場合


縦に取り付ける場合はx-x`・y-y`(共に軸直角方向)の可とう量が大きいライナーフレックス・ピュアジョイントを推奨します。
●フレキシブルジョイントを横に使う場合

横に取り付ける場合はx-x`(軸方向)・y-y`(軸直角方向)の変位を吸収しやすいピュアジョイントを推奨します。
※(e)
タンク配管の周りの配管は、次による。
-
(2)
受水タンクおよび高置タンクの排水及び通気管を除く各接続間には、銅板製タンク及びステンレス銅板製タンクにあってはベローズ形フレキシブルジョイントを、FRP製タンクにあっては合成ゴム製フレキシブルジョイントを取り付ける。
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(3)
FRP製タンクのオーバーフロー管は、JIS K 6741(硬質ポリ塩化ビニル管)又はJIS K 9798(リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発砲三層管とする)
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(4)
配管要領は、標準図(施工11 機器廻り配管吊り及び支持要領(二)、施工68受水タンク廻り配管要領による。
国土交通大臣官房官庁営繕部監修「公共建築工事標準仕様書」平成31年版 2.4.7 給水配管 p.62-63(抜粋)
冷却塔廻りの施工
(c)
冷却塔廻りの配管は、その荷重が直接冷却塔本体にかからぬよう充分に支持するものとし、冷却水の出入口側及び補給水管の入口側には2.2.9「フレキシブルジョイント」による合成ゴム製のフレキシブルジョイントを設け、冷却水の出口側にはストレーナーを取り付ける。
国土交通大臣官房官庁営繕部監修「公共建築工事標準仕様書」平成31年版 2.4.2 冷温水、ブライン及び冷却水配管p.59(抜粋)
施 工 54 | 冷 却 塔 廻 り 配 管 要 領 |
配 管 要 領

国土交通大臣官房官庁営繕部監修
「公共建築設備工事標準図」平成31年版
施工54 冷却塔廻りの配管要領 p.159(抜粋)
数字 | 名称 |
---|---|
① | 補給水GV又はBV |
② | 合成ゴム製フレキシブルジョイント |
③ | オーバーフロー管 |
④ | 合成ゴム製フレキシブルジョイント |
⑤ | 排水管 |
⑥ | GV又はBV |
⑦ | ストレーナー |
当社推奨製品 ライナーフレックス・ピュアジョイント